© 2023 JAPAN PRESTRESSED CONCRETE CONTRACTORS ASSOCIATION

TECHNICAL INFORMATION

技術情報

補修技術・補強技術

補修技術

工法 概要
電気防食工法
(新設橋)
・PC単純中空床版橋
・海岸部に位置する橋梁
・塩害に対する予防保全対策として,電気防食工法を採用(新設橋)
ひび割れ補修工法
(注入工法)
・橋脚
・ASRによる亀甲状ひび割れ,コンクリートのはく離・はく落
・ひび割れ注入,鉄筋防錆処理,断面修復
断面修復工法
(塩害)
・RC5径間連続中空床版橋
・塩害(凍結防止剤)による鉄筋腐食,コンクリートはく落
・ウォータージェットによるはつり,電気防食,断面修復(吹付け)
脱塩工法 ・PC単純T桁橋
・塩害による再劣化,塩分含有量:最大値15.6kg/m3
・抜本的な対策として脱塩工法を採用
ASR抑制工法 ・RC単純中空床版橋
・アルカリシリカ反応(ASR)による橋台コンクリートの亀甲状ひび割れ,白色ゲルの析出
・亜硝酸リチウム水溶液を加圧注入するASR抑制工法を採用
はく落防止対策 ・RC3径間連続中空床版橋
・長期的な載荷による曲げひび割れ
・エポキシ樹脂によるひび割れ注入,連続繊維シートによるはく落防止

補強技術

工法 概要
下面増厚工法 ・PC単純T桁橋
・B活荷重対応
・主桁:外ケーブル補強,床版:下面増厚補強
外ケーブル工法
(箱桁橋)
・PC3径間連続箱桁橋
・B活荷重対応
・上床版・主桁せん断に対して炭素繊維シート接着補強,主桁に対して外ケーブル補強
炭素繊維プレート
緊張工法
・RC3径間連続箱桁橋
・耐荷力不足・経年劣化による曲げひび割れ
・ひび割れ部への樹脂注入,炭素繊維プレート緊張工法による耐荷力の向上
コンクリートゲルバー橋の補強工法
(大偏心ケーブル)
・PC3径間有ヒンジラーメン2主箱桁橋
・クリープ,ASRなどの複合的要因による中央ヒンジ部のたれ下がり
・たわみ回復効果を目的に再緊張が可能な大偏心ケーブルによる補強
PAGE TOP