PC橋の架設工法
桁橋の架設工法
桁橋(けたばし)とは、橋の種別で、横にかけた桁(梁)によって橋面を支える構造の橋です。
プレキャスト
プレキャストとは、工場や現場付近の製作ヤードであらかじめ桁橋となる部材を製作することをいいます。ここでは、プレキャスト部材を用いた桁橋の様々な架橋工法を紹介します。
プレキャスト部材(PC桁)架設工法
プレキャスト部材(PC桁)は、通常「プレキャスト桁」と言われています。
プレキャスト桁は工場や現場付近の製作ヤードで製作され、所定の位置まで運搬移動し、据付組立ができる桁です。架設工法には、架設桁を用いた架設工法、クレーンを用いた架設工法等があります。
プレキャスト部材(セグメント)の架設工法
プレキャスト部材(セグメント)は、通常「プレキャストセグメント」と言われています。
プレキャストセグメントはあらかじめ工場や現場付近の製作ヤードで運搬可能な大きさのセグメントに分割して製作を行います。架設地点まで運搬移動し、セグメント接合面に接着剤を塗布した後プレストレスを与えて一体化します。プレキャスト桁にもセグメント化する構造形式がありますが、ここでは箱形断面やU型断面のプレキャストセグメント架設工法を紹介します。