・コンクリート中の鋼材に防食電流を供用期間通じて流す工法で,鋼材の腐食進行を停止させることが可能。 ・コンクリートをはつり取ることなく塩害補修を実施できるため,予防保全対策としての適用性が高い。
・供用期間中、防食電流を供給し続ける必要がある。 ・PC鋼材の水素脆化が生じないよう配慮が必要。 ・適用後には配電設備等の定期的なメンテナンスが必要。 電気防食工法施工事例
・コンクリート表面に外部電極を設置し,鋼材を陰極として直流電流を流し,コンクリート中の塩化物イオンを除去する工法。 ・コンクリートをはつり取ることなく塩害補修を実施できるため,予防保全対策としての適用性が高い。
・PC鋼材が存在する場合は水素脆化が起こらないような電流量の設定と通電方法の検討が必要。 ・施工後は新たな塩化物イオンの浸入防止を目的として表面被覆を施すことが必要。 脱塩工法工事例