居住施設
本建物は東日本大震災で被災した宮城県石巻市における市街地再開発の 第一計画で、津波対策が施された地上6階建てのPCaPCの店舗付共同住宅です。
構造計画に際し、早急な中心市街地の再生を図ること、海岸に近いことから耐久性へ の配慮、上層階の住宅は同じ形状の繰り返しであることを考慮し、PCaPC造の持つ高い復元力特性、ひび割れ制御、高強度コンクリートの使用による耐久性を実現できる構造及び工期短縮が図れるとして採用された。
用途事例『石巻テラス-(仮称)中央三丁目1番地区市街地再開発ビル新築工事』


石巻テラスは、商業施設と分譲マンションが一体と
なった再開発事業です。
津波災害に備え、住居エリア地上から高さ6.0mとし、発電機や飲食物を備蓄する防災倉庫を整備しており災害時には、周辺住民の一時避難所として開放できる広場・中庭や集会場の共有スペースも備えています
