事務所施設
本事務所ビルは、プレキャストプレストレストコンクリート部材を用いて
意匠・構造・設備の要所を合理的に組み合わせる新しいオフィススタイルの
構築を目指した建物である。
加えて柱とST床版の接合部を可能な限りスリム化する事で外観上スレンダーな
構造フレームの実現を目指し、エントランス空間においても屋根および階段をPCaPCに
することで豊かな空間を構築した。
用途事例 『焼津某事務所ビル』

柱とST床版の接合部を可能な限りスリム化することで、
外観上ヒスレンダーな構造フレームの実現を目指した。
エントランスにおいても、特徴を生かした豊かな空間を構築した。
梁にはPCaPC床版を採用することで、梁底を美しく露出することができると共に、熱伝導率の低いコンクリート部材によりチャンバーを区画することで新しい空調システムの一助となり、柱はルーバー兼用のPC留C細柱を採用することで、室内に柱のないすっきりとしたオフィス空間が実現できると共に、ルーバーとして近隣の住宅との目線を切り、かつ日射遮蔽効果を発揮するファサードとすることができた。


