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橋梁の新技術・新工法 複合橋・混合桁橋

波形鋼板ウェブPC橋

概 要

概要イメージ

 波形鋼板ウェブ橋は、従来のPC橋の30%を占めるウェブを軽量な波形鋼板にすることにより、自重の軽減が図れ、スパンの長大化と施工の省力化が可能です。
 波形鋼板ウェブのアコーディオン効果により鋼板ウェブ部の軸方向合成を非常に小さくし、プレストレス導入力を有効に上下床版に伝えることができるとともに、波形にすることにより高いせん断伝達耐力を有し、補合材を省略することを可能にしたものです。

アコーディオン効果

特 徴

○主桁自重の軽減 ウェブに軽量な波形鋼板を用いることにより主桁自重を軽減でき、スパンの長大化・施工の省力化が可能となります。下部工への荷重負担が軽減され、下部構造をよりスレンダーにすることが可能になります。
○コスト縮減 基礎や下部工への上部工重量の影響が大きい橋梁において、コストの縮減が可能となります。
○高いせん断座屈耐力 鋼板を波形にすることにより高いせん断座屈耐力が得られ、補剛材(スティフナー)を必要としません。
○アコーディオン効果 軸力に抵抗しない波形鋼板のアコーディオン効果によって、コンクリート床版のみに効率よくプレストレスが導入します。
○施工の合理化 ウェブに波形鋼板を用いることにより施工の合理化および工期短縮が図れます。現場の条件に応じて張出し工法や押出し工法など種々の施工方法を選択することができます。

適用事例

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