下面増厚工法
(1)橋梁概要
1.構造形式 | : | ポストテンション方式PC単純T桁橋 |
2.橋 長 | : | 109.4m(3径間) |
3.支間長 | : | 35.6m |
4.幅 員 | : | 9.3m |
5.竣工年次 | : | 昭和44年(1969年) |
6.適用示方書 | : | 不明 |
7.対策年次 | : | 平成16年(2004年) |
(2)損傷概要
- 1.環境条件
- 本橋梁は,地方の都市部に架橋されている橋梁であり,橋下には河川が交差している。
- 2.外観変状
- 大きな損傷は見られなかったが,竣工後35年程度経過しており,床版および桁端に軽微な損傷が確認された。また,地方の幹線道路であるため交通量はかなり多い。
(3)対策工
現橋は二等橋(TL-14)で設計されており,地方の幹線道路で交通量も多いため,B活荷重対応の補強工事を実施した。主桁の曲げに対しては外ケーブル工法,床版に対しては下面増厚工法による補強を実施した。
- (2)-着工前状況
- (3)-補強筋配置状況
- (3)-補強後の状況